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第一四半期決算の賞与引当金に係る注意点

投稿日:2013年6月28日 更新日:

もうすぐ6月も終了ということで、3月決算の会社は第1四半期決算が始まります。
ようやく本決算が終わったと思ったらまたすぐに第1四半期ですので、
経理の方達は本当に大変な時期ですね。

さて、今回はクライアントの事例と共に、
第1四半期に係る賞与引当金の注意点を確認していきます。

賞与は次のような取り決めになっていたとしましょう。
賞与の金額は、夏・冬共に120,000とします。

■支給対象期間

夏:12月~5月 120,000×6/12=60,000
冬:6月~11月 120,000×6/12=60,000

■支給日

夏:7月1週目
冬:12月1週目

すると、第1四半期末(6月末)の時点では、次のような状況です。

夏:12月~5月分はまだ支払われていない。 120,000×6/12=60,000
冬:6月分のみ引当が必要。          120,000×1/12=10,000

イメージとしては、夏の分60,000と冬の分10,000を合わせて、
70,000を賞与引当金にするように見えますが、
夏の分につきましては5月末の時点で「債務が確定」していますので、
引当金ではなく「未払金」となります。

したがって、決算では次のように処理します。

・夏

(賞与)60,000  (未払金)60,000

・冬

(賞与)10,000  (賞与引当金)10,000

そうしますと、税務上の処理が異なります
未払金は確定債務ですので、否認をする必要がありません。
したがって、賞与引当金10,000だけ加算処理すればOKということになります。

なお、当該賞与に係る社会保険料についても同様の扱いとなり、
未払金に対応する社会保険料については損金算入となり、
賞与引当金に対応する社会保険料については損金不算入となります。

間違え易い処理になりますので、該当する場合はチェックしておいて下さい。

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