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ファイナンスリースとオペレーティングリースの違い

投稿日:2013年6月21日 更新日:

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リース取引には、ファイナンスリース取引と、オペレーティングリース取引があります。
両者の違いは、次の通りです。

・オペレーティングリース取引

自分の持っているものを貸してあげる取引です。
レンタカーやレンタルビデオなどがその典型です。

・ファイナンスリース取引

自分の持っていないものを、代わりに買ってきてそれを貸してあげる取引です。
借手は自分で購入しないで、他者に購入してもらい、
その購入してもらったものを借りるという取引になります。

本来であれば、借手がお金を用意して購入する必要があるのですが、
ファイナンスリース取引であれば、お金を用意する必要はありません。

つまり、借手はリース会社にお金を用立ててもらっているのと同じイメージになります
お金を借りているのと同義であることから、「ファイナンス」リースと呼ばれます。

ファイナンスリース取引は、借手が自分の欲しいものをリース会社に購入してもらうので、
リース会社としてはその購入した資産は特に必要のないものです。

いきなり解約されてしまったら、リース会社はいらない資産と借金だけが
残ることになりますので、当該リース取引は途中で解約をすることができません
(ノンキャンセラブルと言います)

また、借手はリース資産からもたらされる利益を全て享受することができ、
かつ、当該リース資産に係るコストを全て負担する義務を負います
(フルペイアウトと言います)

ファイナンスリース取引は、

・ノンキャンセラブル
・フルペイアウト

の要件を満たすリース取引となります。
これらの要件を満たさないリース取引はファイナンスリース取引に該当しませんので、
オペレーティングリース取引となります。

なお、ファイナンスリース取引に該当する場合、
お金を借りて資産を購入したのと同じ効果であることから、
次のような仕訳をします。

(リース資産)×××  (リース債務)×××

オペレーティングリース取引については、通常の賃貸借処理ですので、
上記のような仕訳は発生しません。
リース料の支払時に、支払リース料として費用処理すればOKです。

参考)
リース資産の勘定科目
支払リース料の概要
オペレーティングリースとファイナンスリースの消費税等の取扱い
所有権移転リースと所有権移転外リースの判定

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